黒のセドリック

猫派代表

大分の話

愛媛県民にとって、大分は馴染みが深い。八幡浜佐多岬からフェリーで行けるし、昔は宇和島や松山からの便もあった。そう、あったんだ。松山~大分間が廃止されたのはおそらく2年程前。俺は3回は利用したんだが、残念でならなかった。とはいえ最近も、(おそらくは)双海や保内の海沿いの道を通って来たバイク乗り集団が、フェリーに次々入っていくのを見た。行きたい人は行くんだろう。

大分といえば別府や湯布院の温泉や、城島後楽園であろう。ハーモニーランドも大分だったような気がする。 城島後楽園にはジュピターというジェットコースターがあり、木製である。また、別府には地獄めぐりがあり、色々な色の温泉を眺める(温度が高すぎて入浴は出来ない)ことが出来て楽しい。

そして、大分市はそこそこ都会(人口は松山市とほぼ同じ)であり、岡山市のオランダ通りにも通じる洒落た通りがオススメだ。海の方に行けば新日鉄のプラントがある。河川敷のサイクリングロードから眺めるそれは格別だ。

俺は嫌いじゃない。そういえばデトロイト・メタル・シティの作者も大分出身である。彼の現在連載中の「みんな!エスパーだよ!」は他人の心の声が聴こえる超能力を持った主人公が色んなエスパーと対峙する物語である。ヤンマガで連載している。DMC同様あまり品のよろしい漫画ではないが、オススメだ。舞台も大分。 ジョジョや往年の少年ジャンプ作品にあるような超能力モノと大きく違うのは、やはり田舎(しかも大分)を舞台として、尚且つ下世話なテイストをふんだんに盛り込んでいるからであろう。

岡山から大分は非常に遠い。というか九州がそもそも遠い。本州と九州は遠かったんだと今更気付いた。なんだこの記事。何が言いてえのかよく分からん。まあいいけど。